10代目となる新型カローラはセダンを「カローラアクシオ」、ワゴンを「カローラフィールダー」の名称とし、66年の初代カローラ以来、初めてセダンに専用の名称を付けて発売。開発テーマには「新しい尺度でのクルマづくり」を掲げ、基本性能と上質感の深化を目指し、高級車と同様の先進装備をふんだんに採用した。
10代目カローラの開発は、コンパクトカーの既成概念にとらわれずに、ユーザーニーズを採り入れることを進めた。また国内市場のニーズに合わせるため、旧モデルに設定していた2ボックス車「カローラランクス」は廃止。セダンの名称の「アクシオ」は「価値のあるもの・品質」を意味するギリシャ語「AXIA」からの造語を用いた。
ユーザーニーズに応えた商品化の具体的な内容は、カローラアクシオは駐車時の負担を軽減するバックモニターを全車標準装備し、カローラフィールダーは全車に世界初のワンタッチ格納リアシートを標準装備した。
さらに、レクサスLSに採用した縦列駐車や車庫入れの後退時にステアリング操作を支援して駐車を補助する、最新のインテリジェントパーキングアシストを導入。衝突時の被害軽減を図るミリ波レーダー方式の先進のプリクラッシュセーフティーシステムを採用した。
パワートレーンは、コンパクトとミディアムクラス車用の主力パワートレーンとして新開発した1・8リットル2ZR−FEエンジンと、新開発の無段変速機スーパーCVT−iを組み合わせた。また1・5リットル1NZ−FEエンジンも設定し、旧モデルでは設定していた1・3リットルエンジンは廃止した。
1・5リットルエンジン車には5速MTの組み合わせも用意した。
また福祉車両「ウエルキャブ」も同時に発売。ベース車よりもドア開口部を拡大した「助手席回転スライドシート車」、主導運転補助装置などの後付に対応した「フレンドマチック取付用専用車」を設定した。
新型カローラの販売目標は、カローラアクシオ、カローラフィールダーともそれぞれ6千台。生産はカローラアクシオがセントラル自動車本社工場、カローラフィールダーが関東自動車工業東富士工場で行っている。
販売価格は、カローラアクシオの1・8リットルでスーパーCVT−i搭載の2WD上級グレード「ラグゼール」が199万5千円。
カローラフィールダーの1・8リットルでスーパーCVT−i搭載の2WD上級グレード「エアロツアラー」が206万8500円。